品質管理の知識

あなたの会社の「品質管理」はうまくいっていますか?
品質管理とは何でしょうか。
ビジネスで、一番重要なのは、「品質(Quality)」、「価格(Cost)」、「納期(Delivery)」です。
その中でも、「品質(Quality)」が重要です。
「品質」がよくないと製品が作れません。
「品質」をよくするためには 「品質管理」が必要になります。
第二次世界大戦後、日本は高度成長期に入りました。
その時点では日本で製造した製品は、「安かろう悪かろう」というものばかりでした。
その時、日本はアメリカから、「品質管理」を導入しました。
「統計的品質管理」です。
その後、アメリカから導入した品質管理は進化し、「QCサークル活動」「QC七つ道具」「新QC七つ道具」「統計的方法」などが生まれ、「TQC」(全社的品質管理)へと発展してゆきました。
●参考ページ
その過程で、いろいな「品質管理」のツールなどが開発されました。
「品質管理」も製造部門だけではなく、設計、販売、サービスや間接部門なども含んだ企業全体の活動になってゆきます。
そして、日本の企業は、世界一の品質になりました。
その後、1991年のバブル崩壊で、日本は不景気になります。
また、グローバル化やシステム化の波に襲われました。
TQCだけでは対応できなくなり、一時のTQCブームは急激に冷めていきました。
グローバルに対応するために、ISO規格が導入されました。
品質関係のISOは「ISO9000シリーズ(ファミリー)」です。
「ISO9000シリーズ」のなかには、日本の「TQC」が取り入れられています。
「TQC」は、「TQM」(総合的品質管理)に変わりました。
過去から現在まで、「品質管理」は、進化しています。
「品質管理」は、ともすれば、テクニック的な面ばかりに焦点が当てられがちです。
実は個々のテクニックよりも、その「目的」や「基本となる考え方」を、まず理解することが大切です。
品質管理の「基本的な考え方」やISOの「品質マネジメントの原則」です。
●参考ページ
その次に、いろいろな道具、ツールを理解する必要があります。
「品質管理の基本となる考え方」を軽んじてしまったばかりに、品質管理活動に行き詰まってしまったり、改善どころか逆に、間違ったことを実行してしまったりという例が後を立ちません。
バブル崩壊後、企業ではリストラの嵐が吹きました。
また、団塊の世代の退職もあります。
「品質管理」の継承がだんだん難しくなっています。
世界一の「品質管理」を持つ日本には、長年、積み上げてきた考え方や手法がたくさんあります。
でも、多すぎて混乱していることもあると思います。
このホームページは、これから「品質管理」を検討している方、
これから「品質管理」を勉強したい方のために、「品質管理」をわかりやすくまとめました。
まず、考え方や全体像を理解して、それぞれの内容を理解してください。
あなたの会社の「品質管理」の一助になれば幸いです。
このホームページは以下のような構成になっています。
品質管理とは何か
「品質管理とは何か」から、「歴史」、「品質」、「管理」、「全体像」などについて説明します。品質管理の考え方
「品質管理」の重要な考え方について説明します。
●関連ページ
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QC七つ道具
「QC七つ道具」について説明します。新QC七つ道具
「新QC七つ道具」について説明します。
●関連ページ
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ISO/ISO9000s
「ISO」と「品質管理」に関係する「ISO9000s」の「品質マネジメントシステム」について説明します。TQC(全社的品質管理)/TQM(総合的品質管理)
「TQC(全社的品質管理)」/「TQM(総合的品質管理)」について説明します。QCサークル活動
「QCサークル活動」について説明します。
●関連ページ
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QC工程表(QC工程図)
「QC工程表(QC工程図)」について説明します。
●関連ページ
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標準化
「標準化」の「作業標準書」について説明します。
●関連ページ
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品質管理・品質保証の仕事
品質管理や品質保証の仕事内容(業務内容)について説明します。
●関連ページ
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品質管理の資格
品質管理の資格で、人気のある、品質管理検定(QC検定)について説明します。その他
その他の「品質管理」の活動です。運営者
このホームページの運営者です。
●関連ページ
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