グラフ


「QC七つ道具」の、「グラフ」について説明します。

■1.グラフとは

いろいろなデータを「グラフ」を使って表現することです。


■2.グラフの例

グラフ


■3.グラフの目的

「グラフ」は、人間の視覚に訴えて、多くのことを要約して、より早く伝えることができます。
一目でデータを把握することができます。


■4.グラフの種類

「グラフ」には次のような、いろいろな種類があります。

  • 棒グラフ
    一定の幅の棒を並べ、その長さによって数量の大きさを比較するグラフです。

  • 折れ線グラフ
    一般に時系列、時間と共に変化する数量の状況を示すのに使用されます。

  • 面積グラフ
    物の大きさの比較を面積で示す方法です。
    円形、正方形、長方形などの図形が使用されます。

  • 点グラフ
    点グラフには、「散布図(相関図」と「チェックシート」の2つがあります。
    「散布図」は、2つの変化する量の間に関係があるか調べることができます。
    「チェックシート」は、製品のどの部位に不良や欠点があるかを調べることができます。

  • 三角グラフ
    3要素から構成されている全体について、それぞれの構成内容がどのようになっているかを示す事ができます。

  • 絵画グラフ
    一般的に外部の人に対して、わかりやすさと興味を目的として使用されます。

などがあります。

その他、「帯グラフ」、「レーダーチャート」などもあります。


■5.グラフの用途

「グラフ」には、次のような用途があります。

  • 説明用
  • 解析用
  • 管理用

です。


■6.グラフのメリット


「グラフ」には、次のようなメリットがあります。

  • より早く情報を読み取ることができます。

  • 1つのデータから多くの情報をつかむことができます。

  • 必要な対策を忘れずに打つ事ができます。

などです。


■7.グラフのまとめ方

「グラフ」は種類が多いのでそれぞれのまとめるときの注意点について説明します。

  1. グラフ全体

    • 「表題」、「副題」は必要に応じてつけます、

    • 「目盛」、「目盛数字」、「単位」、「項目」、「説明文字」を必ず記入します。

    • 数量の小さな分類項目が多くなる場合は、最後に「その他」でまとめた方が見やすくなります。

    • データの履歴、解説はグラフの空白部分や欄外の下の部分に記入します。

    • 「グラフ」に表わすことのできる有効数字は普通3桁までです。

    • 「グラフ」作成の目的は明確にします。

    • 「グラフ」には、必要最小限、重要なものを適切な方法で示します。

    • 一目で言いたいことがわかる「グラフ」でなければいけません。
      逐次説明する必要のある「グラフ」はダメです。


  2. 棒グラフ

    • 棒を並べる順序に注意します。
      大きい順や小さい順にします。

    • 棒と棒の間隔は横幅の二分の一にします。

    • 「基線」(縦軸のゼロの線)、「目盛線」(縦軸)を明確に示します。

  3. 折れ線グラフ

    • 縦軸に変化する「数量」を、横軸に「時間」(年月、日時など)を取ります。

    • 縦軸の長さの比を適当にとります。釣り合うようにします。

    • 2つ以上の特性について示す場合は、次のことに注意しています。

      a)縦軸の目盛を工夫してわかりやすいようにします。
      b)線が交差すると見にくくなるので、使用する線形を工夫して使い分けます。

  4. 面積グラフ

    • 内訳を示す円グラフは、円の頂点を起点として時計回りに書き、大きい順で示します。

  5. 点グラフ「散布図(相関図」

    • 横軸に「原因系」、縦軸に「結果系」をとって示します。

    • 横軸の最小から最大の幅と縦軸の最小から最大の幅をほぼ同じにすると見やすくなります。

  6. 点グラフ「チェックシート」

    • 「製品スケッチ図」や「展開図」に欠点の発生個所などを書き込んで示します。

  7. 絵画グラフ

    • 絵で表現しますが統計図表のひとつとして描きます。

    • 量の比を、「個数」、「面積」、「長さ」などで示します。

    • 面積で示す場合は、模型図は相似形に書きます。

    • 長さで示す場合は、目盛をつけます。






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09:200110

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