連関図法


「新QC七つ道具」の、「連関図法」について説明します。

■1.連関図法とは

「連関図法」とは、「原因」と「結果」、「目的」と「手段」などが絡み合った問題について、その関係を論理的につないでいくことによって、問題を解明する方法です。


■2.連関図法の例

連関図法


■3.連関図法の目的

「連関図法」には次のような目的があります。

  • 因果関係を明確にすることができます。

  • グループメンバーと連関図を作成してゆく過程で、メンバーのコンセンサスを得ることができます。

  • 発想の転換を可能にすることができます。

  • 問題の核心を探り、解決に導く事ができます。

などです。


■4.連関図法のメリット

「連関図法」には次のようなメリットがあります。
目的と重複しています。

  • 原因が複雑に絡み合う問題を整理する事ができるので計画段階から、広い視野で全体を見渡す事ができます。

  • メンバーのコンセンサスを得ることが容易になります。

  • 自由に書けるので、発想の転換や展開に役立ちます。

  • 重点項目が的確にとらえられ、各原因の相互関係が明確になります。
    関係者に認識してもらえます。

などです。


■5.連関図法を使用するときの注意事項

「連関図法」を使用するときには次のことに注意する必要があります。

  • 要因などの言語データを収集するときには、「ブレーンストーミング」などを使用します。


■6.連関図法のまとめ方

「連関図法」は次のステップでまとめてゆきます。

  1. 取り上げたテーマを決めます。
    結果がうまくいっていない状態などです。

    例えば、「なぜ〜にならないのか?」と表現し、ラベルに赤字で書きます。

  2. テーマに影響している「原因」を主語と述語を明確にして、各自5枚ずつラベルに黒字で書きます。

  3. 模造紙を広げ、テーマを書いたラベルを中央におきます。

  4. 各自のラベルを読み合わせをおこないます。
    内容を吟味し内容の似かよっているものをよせて、「グループづくり」をします。

  5. グループに従って、一次要因、二次要因、三次要因・・・と「なぜなぜ」を繰り返し、系統的に因果関係を展開しながら、とにかく一度、全ラベルを「原因→結果」の仮矢線で結びます。

  6. 原因が抽出され、取り上げられたテーマの現状が一応把握できるまで、全員でディスカッションします。
    ラベルを追加し矢線を修正します。

  7. 一応の原因の把握が終わると、全体をながめ、グループ間の関連性をチェックし、関連あるものを矢線で結びます。

  8. ラベルを模造紙に貼り付け、「テーマ」や「メンバー」、「場所」、「日付」などを右下に記入します。

  9. 全員で議論して、大きな影響を持つと思われる「原因」を取り上げます。
    各自が、2点とか1点などでウェイト付けを行ってもよいです。
    影響の大きなものは太枠や色分けで表します。

  10. 出来上がった「連関図」は文章でまとめ、第三者にもわかるようにしておきます。






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