品質マネジメントの原則


「ISO9000sファミリー」(JIS Q 9000)の「品質マネジメントシステム」には、
「品質マネジメントの原則」があります。


「品質管理」に、「品質管理の基本的考え方」があるように、
「品質マネジメントシステム」には、「品質マネジメントの原則」があります。

「品質マネジメントシステム」には、8つの原則があります。


「品質マネジメントの原則は、「ISO9000sファミリー」における「品質マネジメントシステム」規格の基礎になっています。

この原則に基づいて、品質に関する、ISOの規格が定められています。


ISO9000:2005/JIS Q 9000:2006の品質マネジメントシステム-基本及び用語に定められています。
(2005年に制定されたISO9000、2006年に制定されたJIS Q 9000という意味です。両方とも同じです。)

非常に重要です。

「品質マネジメントの原則」は、次の8項目があります。

定義している内容と、その簡単な説明です。

  1. 顧客重視

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「組織はその顧客に依存しており、そのために現在及び将来の顧客ニーズを理解し、顧客要求事項を満たし、顧客の期待を超えるように努力すべきである。」

    お客様を重視することですね。


  2. リーダーシップ

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「リーダーは,組織の目的及び方向を一致させる。
    リーダーは,人々が組織の目標を達成することに十分に参画できる内部環境を創りだし、維持すべきである。」

    トップのリーダーシップが必要です。
    経営者の責任を明確にしています。


  3. 人々の参画

    I「ISO9000」には次のように定義しています。

    「すべての階層の人々は組織にとって根本的要素であり、その全面的な参画によって、組織の便益のためにその能力を活用することが可能となる。」

    全員が参加することです。

  4. プロセスアプローチ

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「活動及び関連する資源が一つのプロセスとして運営管理されるとき、望まれる結果がより効率よく達成される。」

    製品を評価するのではなくて、「プロセス」つまり「仕組み」がきちんとおこなわれているかが重要です。


  5. マネジメントへのシステムアプローチ

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「相互の関連するプロセスを一つのシステムとして明確にし、理解し、運営管理することが組織の目標を効果的で効率よく達成することに寄与する。」

    目標設定から顧客までの全体を一つのシステムと考えて運営すること。


  6. 継続的改善

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「組織の総合的パフォーマンスの継続的改善を組織の永遠の目標とすべきである。」

    継続的に改善することが重要です。


  7. 意思決定への事実に基づくアプローチ

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「効果的な意思決定は,データ及び情報の分析に基づいている。」

    事実に基づいて判断します。


  8. 供給者との互恵関係

    「ISO9000」には次のように定義しています。

    「組織及びその供給者は相互に依存しており、両者の互恵関係は両者の価値創造能力を高める。」

    原材料の購買など業者との関係が重要です。

これらの8つの「品質マネジメントの原則」は、「品質マネジメントシステム規格」の基礎となると定義しています。






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09:190110

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